ゆにっき

鍼灸院(とか)「ゆまにて」店主ゆにの日記。

母親学級(後期)

33w5d

 

産院で行われている母親学級、土曜なので前期も中期も行けてなかったのだけど、後期の分に行ってきた。

午前中は産院でマタニティヨガ、午後は母親学級で、間はカフェテリアで昼ごはん食べて(持ってったパンと院内コンビニで買ったサラダ)、一日病院にいた一日だった。

 

後期の母親学級は、「お産はどんな始まり方をするか、始まったらどうしたらいいか」をけっこう具体的に教えてくれて、その後病棟見学。

 

破水、陣痛、おしるし(ちょっとした出血)についての説明を聞いて、それぞれの時の連絡先を確認。

あとは、お産の進み方。

時間の経過とか、子が出て来るときに回転するとか、そういう内容。

 

コウノドリ」の緊急の感じとか、「Sex and the city」のシャーロットの破水とか、そういう極端なのばっかり見てきたから、今日の説明を聞いてわりと冷静になれてよかったなと思う。

 

それから、入院にあたっての準備物品について。

自分のものはだいたい準備して実家に置いてあるんだけど、子の周辺とか消耗品を準備してないな、と思っていたら、私が入院するところは入院時に病院から渡されるとのこと。

不織布のボストンバッグに入ったセット。

お産の時に着る「ハッピーガウン」(ネーミングどうなん)とか、産んだ後の巨大ナプキンとか、おしりふきとかそういうの。

それだったらもう、準備はいらないなーと安心。

 

 

そして、いつのまにか「正期産に入ってから、破水とか陣痛が来て病院へ行く」というイメージができるようになっていて、そういう自分はうれしかったな〜。

 

中期くらいまではまず、無事に育っていくのかっていう心配をずっとしていて出産のことをイメージする余力がなかった。

後期に入ってもおなかが張るようになって(7ヶ月周辺)、これは早産でかなりイレギュラーに病院に行くことになるんじゃないかとか、切迫早産で入院とか、そんなことずっと考えてた。

 

ずっとそんなこと考えてた!

そりゃ、ずっとおなかの調子がよくないはずや!特に胃の具合が!!

性格とこれまでの経過からしてしょうがないっちゃーしょうがないけど、そういう時分ほんまおつかれさん…と思う。

 

 

最近また取り出して、川上未映子さんの「きみは赤ちゃん」を読んだ。

きみは赤ちゃん (文春文庫)

きみは赤ちゃん (文春文庫)

 

 川上未映子さんの、妊娠中ハッピー♡しあわせでした♡感ほとんどない、いろんなことを心配して、あべちゃん(だんなさん)に当たり、最後は無痛の予定が帝王切開、っていうあたりの、リアルなトーンと、それでもやっぱりきみに会いたかった、っていう文章、すごくしっくりきて、お産関係のエッセイは他に読まんでもいいなみたいな気分になるほど、私は好き。

 

「そういうふうにできている」も読んだんだけど、

そういうふうにできている (新潮文庫)

そういうふうにできている (新潮文庫)

 

 これはやはり、たぶんお若いうちなので「心配」要素はあまりなくて、読み物として面白い。川上未映子さんのほどの「わかるぅぅぅ」っていう感じはない。

読む目的が別、って感じ。