歓迎ムード
17w1d
先週から安定期にも入り、仕事の上でも患者さんに妊娠をお伝えし始めたり、
その前から、12週を超えて、近所の人に話し始めている。
これまでの2度の妊娠では、「落ち着いてから伝えよう」と思って、あまり周りの人に、特にオフィシャルなというか仕事のつながりの人たちにはなにも言わないでいた。
親にも結局、「妊娠しててんけど、あかんようになって明日手術になった」という最悪の伝え方、×2回。
結局「落ち着いたら」っていって、落ち着かなかったら、伝えることさえもできなくて、後になって「たいへんな、悲しいことがあったのね」で終わってしまう。
今回も同じに、12週まではじりじりと待って、でも少し、知らせる友達の範囲を広げて、
こうして安定期に入っては、会える人には伝えていけている。
そしたら、本当に、みんな喜んでくれる。
歓迎して、楽しみにしてくれる。
ちびどんにも、きっと伝わっていると思う。伝わっていてほしいと思う。
きみのことあなたのことを、みんな楽しみに待ってるよ。
それでいうと、これまでのふたりには、そのことは伝えられなかったから、ちょっとごめんなとは思う。
私と彼とは少なくとも、心から祈って、待っていた。
でもその時間は本当に心細い時間だった。
もちろん喜んで、歓迎していたのだけど、不安が上回ってしまった。
今は、すぐに不安になってしまう私に、周りのみんなの、ストレートで純粋で心配しすぎない、「楽しみだね!大丈夫だよ!」っていうエネルギーが支えになってくれる。
ある人は「思慮深い、観察をよくする、重鎮みたいな人がやってくるね」と言ってくれた。
どうりで、「可愛らしいものがくるぞ〜」ってキャピキャピできなくて、「えらい先輩が家に来る」みたいな、「粗相のないように」という気構えがするはずだな…妙に納得してしまった。
あとは…食べ物が家にやってくる。
料理をするのがしんどい、という時期があったというのもあるけど、近くの人たちが、おかずを持って来てくれる。
助かるなあ。
私じゃない人が作ってくれた何かからも、ちびどんはできてきている。
アプリによると、指紋ができ始めているそうな。