ゆにっき

鍼灸院(とか)「ゆまにて」店主ゆにの日記。

子が一日家にいる、っていうときに

9ヶ月半になっている今日。

朝から予約が満タンでお昼にも打ち合わせがあって、仕事が100%!の予定だったけど、子が夜中に39℃の熱を出して、キャンセル。

(午後からは近所の人に子守に来てもらって働けることになった!)

 

休みのつもりはなかった日に、子が一日中家にいることになって、今日の自分の気持ちは、

「最近ぎりぎりがんばってはったもんな〜。

まあ、いいか。ゆっくり過ごしてもらって、私もほどほどにして」

という、案外に穏やかな感じ。

 

正直、子を保育園に預けるようになった5ヶ月前後の頃は、一日中家に子がいて自分が何もできない(と思っていた)ことがしんどかった。

それから2ヶ月くらいは、半日保育だったり、自分も仕事がそんなに入ってなかったりして、なんか行ってもらうの申し訳ないな…もうちょっと家にいてくれてもいいのに…と思ってた。

そのあと先月くらいまでは、仕事の量がけっこう増えてきて、このまま調子よく増やしていけると産む前くらいにやれるんじゃないか、と思うと、たまに夕方熱を出して早帰り、とかになると困る!と思ってた。

 

そう、先月くらいがいちばん「もっと仕事したいししないとならないのに、時間がない!」という気持ちが強くて、できるだけ長く保育園行っててほしい!と思ってたな。

 

でも年末年始の長い休みを超えて、休みの前は「一日中子が家にいるなんて私なんにもできなくてイライラして発狂するかも」と思ってたけど、全然そんなことないな、家に一緒にいると楽しいしうれしいな、と感じられたことに気がついた。

 

現金なもので、子がひとりで何かして遊んだりしていて、「放牧」って感じにできる時間ができてきて、一緒にいてもたまに目をやりながらなら私も自分のことをやれるようになってきてやっと、そういうふうに思いながら過ごせるようになった。

 

そして子もだんだん人っぽくなってきて…いやいや動物園のゴリラくらいだけど!私の顔を見ればにこにこと寄ってきて、これで遊ぼうか、とおもちゃを差し出せばそれで遊んで楽しそうにして、そういう感じが出てきたら、やっぱりめっちゃかわいいやん!って思うし、育っている甥っ子たちを見てても、こんな時期今だけやな、大事にしなあかんな、と思う。

 

それに年末年始から家計簿のことを考えたり、少し長期的に仕事のことを考えたりしてみて、自分がいかに焦ってたかを思い知った。

子を産んで10ヶ月弱、まだまだ私も体力は戻りきるわけでもなし、子は生まれてまだ10ヶ月たたずに、免疫もイチから作って、大人に精一杯世話してもらってやっと生きている、そんな状態で、どんどん仕事して!とか、できるわけない。

 

経済的な不安はあるけども、まあ数年、なんとか乗り切るしかない。

それに今、この自分の産後と、子の小さい時期をじっくりと味わうことは絶対これからの仕事につながっていく。

 

あー、これこそが自分の悪いくせなんやな。

なんでも仕事にしようとするところ。

 

そんなことじゃなくて、もっと子の、いまのかわいらしさ、一生懸命、毎日生きてる感じを、じっと見て感じておきたい。

 

今にしかないことを、ちょっと先の小さな現実のことに気を取られて見逃すのは、いやだな。

 

何にせよ、こうして子が一日中家にいることを、ちょっと予定が変わって困るなとは思うけど、穏やかに受け止められるようにはなって、よかったと思う。

予約をキャンセルにしてしまった方には申し訳ないけど!

 

少し不便なところにある病院で、帰りにスーパーも寄れないし…と思ったけどちゃんとたまごボーロを院内のコンビニで売ってた。ナイス。

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