ゆにっき

鍼灸院(とか)「ゆまにて」店主ゆにの日記。

「コウノドリ」のこと

 

コウノドリ(18) (モーニング KC)

コウノドリ(18) (モーニング KC)

 

 この秋にドラマの第2シーズンが始まって、漫画の連載も続いている「コウノドリ」。

 

産科、婦人科、新生児科を舞台にした漫画なのだけど、漫画なわけでやっぱりドラマチックな、命に関わる症例が多い。

新生児科とかNICU(新生児集中治療室)が登場するということは、おちびさんが命に関わる問題をかかえていることが多いわけで、そういうのを読む(見る)ことになる。

 

医療の仕事をしているけれども知らないことも多くて、「勉強になるなあ」ということはあるけど、自分が妊婦や妊娠にトライしている状態にあるときには、これを読んでるの、精神的にはどうなの…と思うこともある。

 

それでも、私は「知っている」ということが助け、力になることが多くて、知りたい、と思うほうなので、ここまでは見てきてよかったなと思っている。

 

この秋の第2シーズンも、どうしようかな…と思いつつも初回を見てしまって、しょっぱなから号泣。もう、あきらめて見ることにしよう!

 

 

ものすごくタイムリーに、読んでてよかったな、と思ったのは「抗リン脂質抗体症候群」について。

コウノドリ18巻ではこの症候群を持っている妊婦さんが、それに対する治療を続けながら妊娠を継続する、という回がある。

 

今回の妊娠、初回の検診で心拍をみることができたけど、その時に過去2回の流産のことから、抗リン脂質抗体の検査を受けてもいいかもしれませんね、とドクターに言われた。

コウノドリを読んでいて知っていたから、そういう可能性も考えられるのか、と理解して検査を受けることができた。ドクターからはあんまり詳しい説明はなかったので。

 

まあこの18巻は、まだ妊娠がわかってないお盆の頃に、妹の嫁ぎ先へみんなで行ったときにゴロゴロしながら読んで、抗リン脂質抗体症候群「ではない」のに流産を繰り返す女性のエピソードも入っていたのでものすごくテンションが下がった、っていうのもあったけどね…

 

でも基本的に、どんな症例も前向きに受け止められるようになるように描かれているので、これからもちょっと警戒しつつ(!)、漫画を読み、ドラマを見ようかと思う。

 

 

→追記。

結局、見てたらあまりにもシビアなシーンが出てきて、第5回くらいかな?から見ないことにした。産んでから見る!

漫画も、最新刊が自動的に近所の本屋に届くシステムになってるけど、買うだけ買って開けてない。産んでから読む!