産休っぽい日

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考えてみたら、はじめての「産休っぽい日」だったかもしれない。

3月に入ったら休みます、と公言してあったけど、

実は近所の人とか常連さんの「ご予約」をお受けして仕事をしていたり、

大阪まで髪を切りに行くのに引っかけて英語のセミナーにも出て神戸のホテルに泊まりで行ってみたり、

マタニティヨガと母親学級はしごしてみたり、

妊婦健診と糖尿の受診のはしごだったり、

なんかとにかく毎日予定があって、体調も気分も安定しない中「予定がある」ことがストレスになっていたところがあったからどうも落ち着かなかった。

今日はある企みのために友達のJちゃんが来てくれる、っていう約束だけがあって、それも時間は早くないし、リラックスした時間になるのもわかってたから気が楽だった。

朝、近所のマダムから電話があって、

「孫に使っていたベビーカー、リサイクルショップで買ったものだけど、いらない？」

というありがたい申し出。

いいお天気の中（22℃まで上がった快晴！）、法然院の前を通っててくてくと受け取りにおじゃまする。

2歳半のお孫ちゃん、妖精のような子で、おばあちゃまが散歩につきあって、好きなように哲学の道を歩いて、大好きなお花を見かければ立ち止まって、おばあちゃまが花の名前を教えて…

素敵な時間につきあわせてもらうことができた。

私も子が出てきたら、こんなふうに家から歩いて素晴らしい道を歩きたい。

季節を愛でて、草木のことをもっとわかりたい。

なんか、理想の一つを見たなあ、と思った。

Jちゃんがやってきて楽しく話して、お昼は青おにぎり。

郵便局の用事を済ませて、スイスでコーヒー。

郵便局の用事、済ませたと思ってたら1件忘れててまた郵便局へ。

せっかくだからと哲学の道をもう一度通って、みつまたのつぼみの写真を撮りに、と思ったら、同じく妊婦、私より2週ほど予定日の早いEさんに会う。

二人して「大きいね〜！！楽しみだね〜！！」と言い合ってまた、てくてく。

帰ってきたら眠たくなってきたので、少しごろごろして、思い出してマタニティヨガの予約の電話をして、今。

スイスからはオーダーでお願いした全粒粉のスコーンがもうすぐ届けられる。

仕事らしいことは…Jちゃんとの企み時間くらい？それだってほとんど遊びみたいなことだけど。それくらいしかしていない。

でも、そういう日でいいのかあ。

仕事仕事、ってしてきて、していなくても「しなきゃならない、んだけどな…」という思いを持ったままだったけど、今日はそういう気持ちもなくゆっくりと楽しい一日だった。

したい仕事はいくつかあるけど、できる限りにして、限られた期間、産休楽しもうと思う！

おう、また運動会始まったぞ！ぐにぐに。