ゆにっき

鍼灸院(とか)「ゆまにて」店主ゆにの日記。

妊娠中のからだの使い方(中期)

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今のところ、妊娠して体の形が変わって、重くなってきていることによる「痛み」系統の不調はあまり出ていない。

いろいろの本を見たりしていると問題になるのはやはり腰痛のようだけど、今のところはさほど強く出てはいない。

 

一つ出ているとしたら、左股関節と仙腸関節のあたりのきしみのような痛みだけれど、これは解消がなかなか難しそうな感触がしている。

というのも、おそらくホルモンによるもので「ゆるみ」が出ていることによる違和感のような感触だから。

 

とはいえ、腰痛?!という感じになったり、なんかしんどいかも、という感じになったことはしばらくあって、20週前後に不調を感じていた。

それからいくつか気をつけて動くようにしたこともあって、だいぶ解消されている。

 

気をつけていることは主には股関節のこと。

 

おなかが大きくなってくると、どうも腰だけを使ってそれを支えようとしてしまう傾向にあるみたい。

 

でも、それを、「胴体の重さは2つの股関節で支える」というイメージで、2本の脚にきちんと載せることができたら、腰にばっかり負担をかけないで済む。

 

それと同時に、かがむ、しゃがむなどの動作をきちんと股関節を使って行うこと。

 

って、この2つはつまり、妊娠してなくても常から股関節がしっかり使えているかどうか、ということで、むしろ妊娠してからわかろうとするのは難しいかも。

 

 

それから、2本の脚で支える、ということをしっかり感じること。

これも、股関節でキャッチした胴体より上の重みを、しっかり2本の脚に伝えるということ。

重心の位置を毎朝、太陽礼拝をやるとき、いちばん初めに確認することで、腰が反りすぎないで立てる位置を確認している。

地味な確認だけど、これがけっこう大きい効果があるように感じている。

 

股関節と脚、については、だんだんおなかが大きくなってくるにつれて、脚幅は広く取った位置の方がいいバランスで使える。

足を揃えて「気をつけ」姿勢にするのは、下腹の出っぱりが引っかかってしまうことと、重さが増えていることからバランスを取るのが難しい。

足を揃えて軸を1本にするよりは、2本の足で分散させるようにした方がよさそう。

 

 

どちらも、この簡単なブログ記事でまとめる能力は今の私(妊娠してアホになっている)にはないので、ヒントとして書き残しておく。

 

 

理砂先生はさすがの文章力でまとめていらっしゃるのでこれは参考になる。

でもやはりある程度、妊娠前に体の感覚をキャッチする訓練ができていた方がこの本の内容もよく理解できると思う。

マタニティ古武術

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妊娠・出産でもっと輝く女性のからだのケアガイド: 妊産褥婦の不安と疑問の解消にそのまま役立つQ&A (女性の美と健康をささえるGasquetアプローチ)

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