太陽が丘で試合
太陽が丘陸上競技場の、隣のグランドで、サッカー部の試合。
天然芝の立派なグランドなのに(スタンドはないけど、フィールドが立派)、ここにこんなグランドがあることを知らなかった。
太陽ヶ丘は、中学高校と陸上部だった私には西京極とともに思い出深い場所。
スタンドも新しくなって、変わったところもあるけれど、丘の様子も体育館の塔の時計も、変わってない。
時計を見た時急に「わあ懐かしい」と思った。何がツボなのかはわからないものだ。
高校生のとき怪我をして、トレーニングのこともよくわからなかった。
体重が増えるお年ごろで、聞きかじった栄養学で無茶な減量してふらふらになったりしたなあ。
その時ローソンで買った「厚揚げと野菜の煮物」のこと、覚えている。自分なりに炭水化物カットのつもりだったんだけど、最近流行りの、結果にコミットするあのジムも結局は同じことを指導しているので、あながち間違ってなかったか。
「こういうことを助けてあげられる人になりたい」っていう気持ちからトレーナーを目指して筑波大へ。
大学のアメフト部から始まって、神戸、大阪、横浜と、大学生、社会人、高校生のチームで働き続けて、また京都で、太陽ヶ丘で試合してる。
戻ってきたんやなあ、と思う。
高校生、までは戻ってきたから、これで陸上まで戻ったらゴールなのかも…とも思う。だけど多分サッカーにいる気がするな。
いつの間にか陸上からはずいぶん遠いところまできたな。
でも結局、全然変わってない自分。まだジャージ着てる。
好きなもの、大事なものは昔から全然変わっていなくて、チームにいて(陸上部は仲が良くてチームっていう気持ちが大きかった)、体を変えることで自分を変えていくこと、がずっと好きで、ここにいる。
他にも、本を読むことや裁縫をすること、そして今になって、父が好きだった歩くことも好きになっていて、何もかもが、積み重なって今になっていることが、素直に振り返って見通せる。
少し前のことは見たくない、という時間もあったから、いまは素直でいい時間。
今日は陸上競技場では陸上の試合をやってたみたい。
中学生から社会人までいたから、京都選手権?懐かしいアナウンス。
母校の子が表彰されてたな。もしかして顧問の先生いたかも…
あの頃、ものすごく混む、そして道も混む京阪宇治駅までのバスがいやで、てくてく歩いた道を、今は車で帰っていく。実家のだけど。
3年前は車の運転もできなかったのになあ。
何も変わってないようで、いろんなことが少しは育っているものだ。