ゆにっき

鍼灸院(とか)「ゆまにて」店主ゆにの日記。

情報、どこから?

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写真は、産院の待合室に置かれているもの。

どれも、メーカーや情報誌の会社が出しているもので、無料。

もちろん、半分以上は広告。

 

このご時世、印刷までして出しているものはネットよりは「まし」なんだろうけども、そして、医師がコメントする、という形になっているものも多いけど、だからと言って全部信用できるかというと怪しい、と思ってしまうくらいには、妊娠・出産まわり、もっと言うと妊娠前、子育て周辺の情報はいいかげんなものが多い。

 

小児科医の森戸やすみさんのtwitterをフォローし始めて、ニュートラルな感じでけっこう信用しているのだけど、その方が去年リリースされた記事、かなり真剣で本気で、それだけにネット情報のいいかげんさが際立つな、という感じ。

www.buzzfeed.com

 

この記事のテーマは母乳についてだけど、ママサイトの話題は多岐にわたっているし、サイトもいくつもある。

医師がかかわっている、とされているものもあるけど、よく見るとその「ママサイト」のすべての記事にかかわっているわけではない。

いくつかの記事に医師がかかわっていて、サイト全体の信用を上げておいて、医師が監修していないトンデモ系を混ぜ込んでいる。

 

私も妊娠期間、ひっかかることや不安になることがなかったわけでもなく、そのたびにちょっとネットを検索、してみたことはある。

医療職だしリテラシーはある方だと思うけど、それでも不安を煽られることもあったり(なんせ妊娠中で情緒不安定)、これまでの自分の医療者としての知識がなくて鵜呑みにしたら大変だな、という記事にも出会った。

 

たいていが細かいことで(サラミ食べたらあかんとかそういうやつ)、いちいちドクターに尋ねる、ということをするほどでもないことなので、ついついネットを見てしまう、という程度のこと。

 

最近久しぶりに読んだ、さくらももこさんの「そういうふうにできている」は、1995年あたりのことで、20年以上前になる。

読んでいてももこさんも不安になったりしてるけど、「本に書いてあった」という程度で、情報量は少なかったと思うから、それでやはりのどかな印象がある。

 

いろいろ、こまごまと不安になる時期だから、ほんとはもうちょっと人がつながるようになるといいんだろうなとは思う。

助産師外来、というのも私が行っている産院では臨月に入ってから「産み方」中心の話のようだけど、もうちょっと早めから接することができたらいいな。

 

あと、鍼灸師の友達とやりとりしていて、助産師さんと一緒にお灸教室、というのは良さそう。

妊婦同士のつながり、ふれあいもあるし、お灸は正直どっちでもいいけど(煙いし自分はあんまりやらなかったし)、そういう「場」があること自体が力になると思う。

 

 

結局、今回の私の妊娠については、対処法としては、やっぱり「本」に行き着いた感じ。

信用のできる本を買って、困ったらそれを見ることにして、それ以上は検索をしすぎない。

これまでの妊娠中については宋美玄さんのこれを前回の妊娠のときに買ったので、主にはこれを一度読んで、それ以上のことは調べなかった。サラミ以外。

 

一度なくなっていたみたいなのだけど、今日発売で小児科のと栄養士さんのと3冊まとめて新装版になって出たということなので、育児のやつをAmazonで注文した。twitter読んでたのでついついポチってしまった…よく考えたら本屋行くんだから本屋で買えばよかった。

 

新装版 小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK (専門家ママ・パパの本)
 

 

あと、子どもの心を育てるっていうやつと、授乳のやつと、栄養のやつがあるみたいなので、買うかなあ…揃えすぎか。

 

それと、子どもの急病についての本は何か一冊手元に置きたいとは思っている。

→で、買った。

大きな書店でいくつかぱらぱらと見て、印象でだけど合うものを買った。

1冊あると安心、というつもりで持っておこう。

どこの出版社から出ているものも、お値段が手頃(1500円前後)でいいなと思った。 

最新決定版 0~6才 赤ちゃんと子どもの病気とホームケア (暮らしの実用シリーズ)

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追記

森戸さんからのおすすめサイトまとめ、とりあえず貼っとく。

wezz-y.com